平成19年8月。
志木での賃貸生活に戻った私は、マンション購入をあきらめられず、ネットサーフィンをしながら中古物件を探す毎日だった。
そんな折、妻の2人目の妊娠が発覚。もちろん、2人目の孫の誕生に親も喜んだ。
2人目の予定日は平成20年4月。
賃貸の更新が平成20年3月。志木の賃貸は借上社宅の扱いで、その社宅期限は平成21年3月。
(いける・・・) (笑)
後は、ストライクな物件が出れさえすればよい。
検索では、下限無し?5000万・70?以上・3LDK・文京区/豊島区/板橋区・徒歩15分以内・築10年以内を条件に、気長に待った。
平成19年9月。
いつものように物件探しをしていると、ヤフー不動産の検索画面に「New」という文字が浮かぶ。
85?・3LDK・南西向き角部屋4階・大山駅徒歩8分・築4年・引渡し条件 平成20年3月。
間取りもセンターインで、好みの間取り。
早速、仲介会社に電話、内覧日が決定する。
内覧日当日は仕事のため、またしても妻1人の内覧。いてもたってもいられなかった私は住所を頼りに、1人で外観チェックの行動に出た。
期待に胸をふくらませ大山駅を下りたが、その期待はすぐにしぼんだ。
幹線道路(国道254号線)が目の前なのである。
(あーこれはないな)
エントランスや建物の外観・質感等は気に入ったが、また出直しかー、と思ったのが印象に残っている。
帰宅し、妻と相談。大手のものだし、今後の参考のためにも中だけでも見てみるかー、という方向になった。今思えば、人生の分岐点である。
モデルルームに通りがかりで入り、そのまま契約されるお客様は、皆様が思う以上に多い。あの時入っていなかったら・・・。
人生というのはおもしろいものである。
そして、小石川の時と同様、妻1人が内覧に向かった。
当日はもう1組おり、その人が先約で、我々は2番手だった。
さて、結果は・・・
相当気に入って帰ってきた。(笑)
「音とか大丈夫だったの?」
「バルコニーが面する南側は幹線道路と反対側だから、窓を閉めれば全然気にならないし、開けてもそんなに気にならなかった。それより広いし、開放感が最高。」
というわけで、また私が仕事終わりに1人内覧へ。
なるほど、これは素晴らしい。小石川の比ではない。音も確かに気にならない。
幹線道路のネックを上回る価値を感じた。
こんな条件のあった物件はそう簡単には出ないだろうと踏んだ私は、購入の決意をしたのだった。
運がいいのか1番手の人は幹線道路ネックで辞退。
親へは2人目誕生で広さ必要、社宅期限近い、東上線1本ですぐ帰れる、車でも254号線ですぐ、と実家でお酒の力を借りながら説得。最後は円満に了承をもらう。
平成19年9月13日 晴れて契約。
平成20年3月13日 引渡し。
平成20年3月28日?4月7日 リフォーム。
平成20年4月8日 引越し、現在に至る。
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親子4人で川の字で寝ても大丈夫なくらい、大きなベッドを買った。
足が伸ばせるようなカウチ付きのソファを買った。
ダイニングのペンダントライトは、ずっと憧れていたグレーのPH5を垂らした。
バルコニーには、リビングからガラス越しに見えるように紅葉と竹を設置した。
一つ一つ、ゆっくりと、「私の家」が完成していく。
購入物語は閉幕しても、物語はまだまだ続きそうだ・・・・・。























